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能力軸と意欲軸で人を 4 タイプに分類する「人間関係マトリクス」

人間関係マトリクスとは、人間関係(人付き合い)に対するあなたのスタンスを 4 つのタイプに分類するものです。自らのスタンスを知り、また見直すツールとして役立ちます。

マトリクスについて

まずはマトリクスについて見ていきましょう。

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軸としては以下 2 つがあります。

  • 面倒くさい/面倒くさくない
  • 得意/苦手

この 2 軸が計 4 つの領域をつくり、各々 4 つにタイプを表現します。

  • コミュ力お化け
  • 能ある鷹は爪隠す
  • 金の卵
  • 仙人

軸について

軸は以下の二種類があります。

  • 得意/苦手(能力の軸)
  • 面倒くさい/面倒くさくない(意欲の軸)

得意/苦手は 能力の軸 です。

面倒くさい/面倒くさくないは 意欲の軸 です。

つまり、この人間関係マトリクスは、人間関係に関する「能力の高低」と「意欲の高低」をもって、4 つに分類するものだとも言えます。

得意/苦手(能力の軸)

得意とは 人付き合いをそつなくこなす能力や要領がある ことです。

  • その気になれば毎日出かけられるほど友達が多い
  • 運やステータスに頼らずに恋人を手に入れることができる
  • 先輩、後輩、上司、部下から慕われる
  • 「コミュニケーション能力が高いね」とよく褒められる

苦手とは 人付き合いをそつなくこなす能力や要領がない ことです。

  • 他者から「下手」「不器用」と言われる
  • 「フロントは向いてないから裏方で働いてもらおう」など、役割の交代を申し付けられる
  • 「君が昇進して部下を持つのは無理だと思う」など、不適性について複数人からコメントを受ける

面倒くさい/面倒くさくない(意欲の軸)

面倒くさいとは 人付き合いという行動がイヤ(やらないに越したことはない)だ という気質のことです。

面倒くさくないとは 特に気にしない あるいは むしろ好き という気質を指します。

各タイプについて

では 4 つのタイプ各々について見ていきましょう。

コミュ力お化け(得意だし面倒くさくない)

コミュ力お化け は、人間関係の対処が得意な上に、面倒くさくもないという 能力も意欲も高い 最強のタイプです。

スペックやステータス以外でモテる人は、このタイプであることが多いです。

能ある鷹は爪隠す(得意だけど面倒くさい)

能ある鷹は爪隠す は、人間関係の対処は得意だが、面倒くさいと考える 能力は高いが意欲は薄い タイプです。

このタイプは人間関係を無難に対処しますが、必要以上には干渉しないのが特徴です。

コミュ力お化けとの違いは、他者に対して能動的かどうかです。コミュ力お化けは、たとえば明らかにノリが悪い人見知りにも自分から声をかける配慮を見せますが、能ある鷹は爪隠すだとそこまではしません。ただし、仕事など必要なら行いますし、また行えるだけの要領は持っています。

能ある鷹は爪隠すタイプは、自らの(人間関係に関する)要領を普段は隠しておき、ここぞという時に最低限行使する――そんな鷹のようなイメージです。

金の卵(苦手だけど面倒くさくない)

金の卵 は、人間関係の対処は苦手だが、面倒くさくはないという 能力は低いが意欲は高い タイプです。

このタイプは要領の悪さや欠如ゆえに、何かと空回りしており、以下のような特徴があります。

  • 複数人から「コイツは喋りすぎてうるさい」と評されるほど話が一方的だったり長かったりする
  • 堂々としているが、空気を読まず、マナーを軽視しがちで、傍目には自分勝手に見える
  • 距離感が近く、敬遠されやすい

ただし、能力については 自覚があるタイプとないタイプ があり、上記は主に自覚がないタイプに当てはまる特徴です。

自覚があるタイプの場合、「迷惑かけたくない」「恥ずかしい」といった意識を働かせており、もっと喋りたいけど喋らないといった葛藤を抱えながらも、実際は行動に移せないことが多いです。

仙人(苦手な上に面倒くさい)

仙人 は、人間関係の対処が苦手な上に、面倒くさいという 能力も意欲も低い タイプです。

このタイプは人間関係に関するやる気がない上に、経験もしないから能力も向上しないという負のスパイラルに陥っています。その分、個性的だったり、個の能力は高かったりしますが、人に頼ればすぐに済むことでもあえて頼らず、自分で処理する傾向にあります。

やむを得ず人間関係に対処する時は、金の卵タイプのように空回りすることが多いです。金の卵と違うのは、人間関係にさほど執着がなく、強い自分を持っているがゆえに、我を押し通そうとすることです。非常識だろうと、羞恥だろうと、それで嫌われようとお構いなしです。

タイプ別アドバイス

各タイプに対する、簡単なアドバイスです。

コミュ力お化け

何も心配は要りません。

強いて言えば、生活がマンネリ化していたり、人間関係のストレスが意外と溜まっていたりしますので、孤独になってじっくりと自分と向き合ってみる時間を持つと現状打破できるかもしれません。

能ある鷹は爪隠す

何も心配は要りません。

強いて言えば、必要だからと人間関係の対処に力を入れすぎた結果、目をつけられてしまわないようにしましょう。具体的には頼られたり、モテたりといったことです。このタイプは「面倒くさい」という低意欲気質があるため、過度にモテてもしんどいだけです。たとえ対処が必要な時でも、意識的に爪を隠すように努めましょう。

金の卵

人付き合いの正しいやり方やテクニックについて勉強しましょう。

具体的には本を読んで学んだり、あるいは何らかのコミュニティなどで実践練習を重ねたりします。「面倒くさくない」という資質はあるので、努力はできます。努力を続ければ要領も鍛えられます。

といってもコミュ力お化けにはなれませんが、卵からかえる程度の成長は手に入ります。たとえば、高校までは根暗キャラだった人でも、大学デビューをして、高校時代の同級生から「あいつ頑張ってんなw」と嘲笑されてもめげずに過ごせば、可愛い彼女を手に入れて結婚する、くらいのことはできます(昔友人だった同級生の話です)。

しかしながら、コミュ力お化けほどの要領は手に入りません。なぜかというと、コミュ力お化けは、その能力も意欲も高い状態で人間関係の対処を経験し続けているからです。経験値の桁が違います。言うなれば、小学校から熱心に野球をしているようなもので、大学から始めた低運動神経が敵うはずがありません。というわけで、「コミュ力お化けになる!」などと欲張りすぎないようにしましょう。

仙人

何も心配は要りません。

近しい人からは心配されますが、自分としては人間関係に頼らない生き方を模索するはずなので心配には及びません。

ただし、社会も人間も、人間関係にある程度頼るように出来ていますから、完全に自らを隔離するのは難しいでしょう。どう対処するのかは腕の見せ所です。

なお、他のタイプを目指したいのであれば、小手先ではなく本気で取り組む必要があります。たとえば「とりあえず彼女欲しいから街コンに参加してみるかー」程度では結局何も起きませんし、あまつさえ「ほら、ダメだった」と自分を正当化する根拠にさえなりえます。ただでさえ能力も意欲も低いので、やるからには全身全霊で本気にならないといけません。

逆に、本気でやるつもりがないのなら、時間の無駄ですので、最初から手を出さない方が良いでしょう。

おわりに

以上、人間関係に関する能力と意欲で、人を 4 タイプに分けるマトリクスについて紹介してみました。参考になれば幸いです。