ガラパゴスタ

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ソロ充な先輩三人から学ぶ、ソロ充の生き方ヒント

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ソロ充という生き方の事例は少なく、ネットで探してもほとんど見つかりませんが、僕の周囲には三人ほどソロ充の先輩がいます(いました)。彼らを観察して、ソロ充になるためのヒントを模索してみました。

1人目:小太りおじさん

僕がよく行っていたファミレスの常連さんです。小太りで、頭がピカピカのおじさんです。

彼は外見を気にしていません。行儀も気にしていません。毎回 1000 円以上のメニュー(2皿以上)を頼みます。左手にはマンガ。マンガを読みながら、パスタを食べている姿が印象的です。

メニューは色々と冒険するようです。レストランの新作メニューは公開後、すぐに頼んでいましたね。他にもパスタだけでなくスープだったりピザだったり、と見る度にメニューが違います。

僕が行くと彼は大体います。僕が行く頻度は気分次第でバラバラでしたが、毎日定時退社で、退社後すぐに行っていましたから、彼もおそらく定時退社族です。そして、レストランでの注文量やマンガの分量から考えるに、収入はそこそこ高く、また安定しています。

そういえばレストラン以外でも見かけたことがあります。ぼろい自転車のカゴに、紙袋に入れた大量のマンガを載せていました。偶然ですが彼の住むアパートを見たこともあります。安っぽいアパートでした。

学び

学び: やりたいことを追求する

小太りおじさんにとっては、レストランで美味しいものを食べることとマンガをたくさん読むことが「やりたいこと」だと考えられます。そのために、他のことには目もくれません。外見や行儀もそうですし、自転車もアパートもボロい。ついでに言えば、その体型から考えるに、運動習慣も無いのでしょう。

でも彼は幸せそうです。レストランでマンガを読みながら食べている彼を見る度に、僕は羨望と嫉妬を感じます。外で見かけた時も、マンガを持ち帰っている彼の顔の、なんと楽しそうなことか。

2人目:手ぶらおじいさん

僕がよく行く飲食店の常連さんです。定年退職をとうに過ぎた、おじいさんです。

彼とはよく出会います。徒歩圏内で近所なのは間違いない。僕は外食派として飲食店ばかり利用しているのですが、彼もまた同じなのでしょう。出会う頻度から考えるに、どの店が安く、美味しく、ボリューミーで健康的なのかも心得ています。僕は胸中で「だよねー、自然と選択肢はここになるよね」と親近感を感じていました。

しかし彼は僕と違い、リッチなようです。中華料理屋では 3000 円オーバーの品を平気で頼みます。

そんな彼ですが、基本的にのんびりしています。本も読まず、スマホもいじらず、店員さんと会話するわけでもない。ぼーっとしているのでしょうか。あ、でも、アルコールはよく頼んでいる印象ですね。休日の昼間から頼んでます。もしかしたら平日もそうなのかも(僕は会社なので知る由はないですが)。

たまに僕は彼の表情を盗み見るのですが、穏やかなのが印象的です。今度話しかけてみようかな……。

学び

学び: 快適な環境でスローライフ

無理に何かをすることなく、のんびりすることの居心地といいますか、快適さといいますか、スローライフでも言えばいいんでしょうかね、そういうのを彼は体現しています。僕はすぐに「何かやらなきゃ」と追い詰めるところがあるので、見習いたいです。

それと、気づきにくいですが、そんなスローライフを支えるためには、おそらく快適な環境が必要だと思われます。

そもそも僕が彼とよく出会うのは、神経質で快適に過ごしたい僕の「時間帯」「店」と、彼の考えるそれらが一致しているからと思うのです。休日で言うと、昼は 11~12 時くらいですし、夜は 17~18 時くらいですからね。彼、たぶん 11 時や 17 時くらいにはいます。夜遅いと混んできますし、うるさいですからね。わかります。

3人目:生き字引おじさん

勤務先に万年平社員のおじさんがいました。

彼は年下の上司から敬語を使われているようなタイプです。座る姿勢や服装はフリーダムで、昇進できない典型例とも言えます。

そんな彼ですが、生き字引と称されるほどのベテランだったりします。というのも彼は、部署の主力製品について、創成期から携わっている唯一の生き残りだからです。この製品、今は会社を支える一大プロダクトなのですが、そのコンセプトや技術設計、実装などを実現した一人が彼なのです。

彼は製品についてよく相談を受けたり、有識者としてレビューに参加したりします。僕も場に居合わせたことがありますが、彼の繰り出す視点や知識は鋭くて脱帽です。誰にも真似できません。

そんな彼ですが、趣味はブックオフの立ち読みです。平社員ですから経済力は乏しいのだと考えられますが、立ち読みできる体力と胆力はありますね。

学び

学び:部署という村で好きに生きるのも案外快適である

彼は昇進のことなど全く気にしていません。あるいは、向いてないと分かり、割り切ったのかもしれません。いずれにせよ、彼は万年平社員で、周囲からはみっともなく見えているでしょう。

しかし僕はそうは思いません。彼が快適に生きていることを知っています。

彼はあまり仕事を抱えておらず、その気になれば毎日定時退社もできるでしょう。モニタを覗き込んでみると、よくネットサーフィンをしていますね。一方で、仕事をする時は何枚も黒い画面を立ち上げて、ハッカーのごとく軽快に操作しています。ザ・技術者、という感じですねぇ。

彼があまり収入がないのは、僕も同じ平社員としてよくわかっています。だからこその立ち読みなのだと思います。しかし、収入がないからといって昇進を目指すのは違うんですよね。それはニアリーイコール、残業しまくることを意味しますし、昇進すれば技術的な仕事からも遠ざかります。そんなのつまらないですよね。

彼は収入よりも仕事を選んだ。自由を選んだ。それだけのことです。

学びのまとめ

  • やりたいことを追求する
  • 快適な環境でスローライフする
  • 部署という村で好きに生きる(案外快適である)

おわりに

ソロ充の先輩三人を観察して、ソロ充になるためのヒントを見出してみました。僕も一人のソロ充として参考にしたいです。他にも見渡してみれば意外とたくさんいらっしゃるのかもしれません……?