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デイリータスクリストの拘束レベル

デイリータスクリストには拘束レベルが存在します。拘束レベルは 4,3,2,1 の 4 段階が存在します。拘束レベルの決め方は「実行要否の有無」と「実行順序の有無」の 2 軸にしたがって決めます。

軸について

実行要否の有無とは、デイリータスクリストが各タスクに対して「今日中に実行する必要がある」と定めているかどうかです。

実行順序の有無とは、デイリータスクリストが各タスクの実行順序を定めているかどうかです。

拘束レベルマトリックス

拘束レベルは以下のようにして決定します。

実行要否が有 実行要否が無い
実行順序が有 レベル4 レベル3
実行順序が無い レベル2 レベル1

各レベルについて

レベル4は「今日中に、この順番のとおりに消化しなければならない」という制約を持つデイリータスクリストです。クローズドなデイリータスクリストとも言えます。

レベル3は「この順番のとおりに検討しなければならない」という制約を持つデイリータスクリストです。これもクローズドなデイリータスクリストとも言えますが、実行要否は気にしていないため先送りや破棄も適宜行います。

レベル2は「今日中に、すべてのタスクを消化しなければならない」という制約を持つデイリータスクリストです。実行順序は問いません。他のタスクを後で入れることも許す(今日中に全部消化できればそれで良い)ため、オープンなデイリータスクリストです。

レベル1は制約の無いデイリータスクリストです。実行要否も実行順序も気にしません。オープンなデイリータスクリストとも言えます。

どの拘束レベルを使うのが良いか

基本的にレベル1から始めて、少しずつレベルアップしていくことを推奨します。

可能ならばレベル2あるいはレベル3まで行きたいところです。レベル2、3のどちらが良いかは各人の好みとなります。

まずはレベル1から始めます

「今日やるリスト」という概念が存在するだけでも、何も存在しないよりははるかに日々を賢く(≒取捨選択的に)過ごせるようになります。

レベル1で不満が出てきたらレベル2へ

レベル1のデイリータスクリストで過ごしていると、次第に運用のいいかげんさや非効率さ、不安定性、いちいち判断しなければならないというコストなどにストレスを感じるようになります。実際、完全に最適化されたデイリータスクリストと比べれば、非効率的な運用にもなっています(もっともそんなものは存在しませんが、「もっと賢くやれるはずだ……」という直感はあると思います)。

このストレスを減らし、完全な最適化に近づくために、レベル2に手を出します。つまり これとこれは今日中に絶対にやる という制約を加えるのです。

レベル2に慣れてきたらレベル3へ

レベル2に慣れてきたあなたは、(辛い・だるいと感じることはあれど)日々少しずつ前進していく要領を手に入れたと言えます。しかし、レベル2でもまだまだストレスや非効率が存在することに気づいているはずです。

たいていの場合、各タスクには実行に最適なタイミングがあります。

例:

  • A は創造的なタスクなので午前中の、冴えている時にやるべき
  • A は手慣れた手作業で、ミスっても大して問題にはならない個人作業だから、疲れてる夜にやればいい
  • A と B はまとめて行った方が良い(他のタスクをはさむとコンテキストスイッチがキツイ)
  • ……

これらタイミングを把握し、いつ何をやるかを設計してデイリータスクリストに反映してやれば、今以上にスピーディーかつ生産的にタスクをこなしていけます。つまり 各タスクをいつやるか、という実行順序を(状況や自分の性質を加味した上で)定める のです。定めて、そのとおりに消化するのです。

しかしながら、実行順序と実行要否の両立は難しいことです。たいていの場合、レベル3で実行順序を取り入れると、レベル2の実行要否がおろそかになります。「実行順序というより検討順序」になります。

レベル4という境地

レベル3はいうなれば「検討順序を定めたデイリータスクリスト」と言えます。すべてのタスクを順番通りに検討はするが、実行するとは限らない、という状況です。

ここにもまだまだ無駄があります。完全なデイリータスクリストであれば、すべてのタスクを実行順序のとおりに実行しきるはずなのですから。しかし現実はそうはいかず、実行できない or しないタスクがどうしても生じます。言い換えると、「これは実行できそうにないな」「どうしよう」「こうしようか」といった判断が生じていると言えます。判断は無駄です。理想は、最後までノンストップで駆け抜けることです。

そんなことができるのか。わかりません。わかりませんが、理屈上はありえます。

すべてのタスクを順番通りに実行しきる――

これがレベル4(だと考えられている境地)です。