ガラパゴスタ

万年平社員の独身ぼっちでも楽して楽しく。

やむを得ず一人暮らしを始めた「元子供部屋おじさん」はミニマリズムに取り組むと少し楽になる

僕もいわゆる「子供部屋おじさん」であったが、やむを得ず広島から東京に出て一人暮らしを始めた。頭がハゲるほど生活には苦しんだが、ミニマリズムが割と支えになってくれたように思う。

本記事では、元子供部屋おじさんの僕が一人暮らしをしてミニマリズムに取り組むまでの過程や背景を、なるべく一般化してまとめてみた。参考になれば幸い。

子供部屋おじさんとは

  • 子供時代の部屋にそのまま住んでいるおじさんを揶揄する言葉
  • 象徴は学習机
  • 「パラサイトシングルなおじさん」の言い換え

2019 年に流行り始めた言葉みたい。初手は ニコニコ大百科によると 2014 年のゲーマースレだとか。

子供部屋おじさんが実家を出る理由

一般的に考えられそうなのは以下だろうか。

  • 家族の干渉が煩わしいから
  • 実家の生活環境や家族の生活リズムが自分と合ってないから
  • 実家から会社に通えなくなったから
    • 転勤 とか

家族の干渉やリズムはたしかに煩わしいが、自分から実家を出る理由にはならないと思う。クリティカルなのは 転勤など会社事情 だろう。

僕の場合、広島の実家から通っていたオフィス内で居場所がなくなってしまったのが原因だ。人脈と信頼はゼロ(新人から積み上げたものも全部潰えた)で、仕事も気が狂いそうなつまらない雑用しか残ってない。このままいると病みそうな勢い。かといって転職や副業する要領もスキルもない。

そんな僕には県外に転勤するしか逃げ道が無く、偶然見かけた東京の要員公募に手を挙げて志願することで転勤となった。

子供部屋おじさんがミニマリズムに取り組むべき理由

一人暮らしした僕だが、子供部屋おじさんがすんなり一人暮らしできるはずもなく。(仕事のストレスもあったが)ハゲてしまった。こんな絶望を和らげてくれたものの一つが ミニマリズム だった。

ミニマリズムに取り組むべき理由は一つで、根本的に負担を減らせる からだ。

具体的には以下二つ。

  • 家事雑事の手間を減らす
  • 経済的負担を減らす

家事雑事の手間を減らす

たとえば「自炊を全くせず、すべて外食・中食で済ませる」ことにすれば、買い物・調理・後片付け・食材保存・生ゴミ処理といった雑務のすべてから解放される。本来、一人暮らしの人間が一日一時間はかけているであろうことを根本からなくすことができる。

子供部屋おじさんは ただでさえ不器用で、無知で、神経質 な人間(だと僕は思っている)ので、普通に暮らすと間違いなくストレスがマッハになる。「普通の暮らし方」としては当たり前だと思われている行為を根本から絶つ必要がある。これに役立つのがミニマリズムというわけだ。

経済的負担を減らす

たとえば「おしゃれは全くしない」「髪は坊主にする」ことにすれば、身だしなみにかかるコストは必要最小限になる。 月に万単位で美容院やら服やら何やらに費やすことがなくなる

ミニマリズムは、このように経済的負担を減らすのにも一役買う。

経済的負担を減らすことは重要 だ。というのも、一人暮らしをすると家賃、光熱費をはじめ生活費がグンと増えちゃうから。子供部屋おじさん時代の生活水準や娯楽水準は(よほど高給でもなければ)まず維持できない。

それでも可能な限り維持するためには、子供部屋おじさん時代から「あまり重視してなかったこと」をバッサリと切り捨てるしかない。これなら少し勇気を出すだけですぐに切り捨てることができる。

とある「元子供部屋おじさん」のミニマリズム例

ここからは、僕という「元子供部屋おじさん」が取り組んだミニマリズムの行動例をいくつか紹介していく。

いずれも(僕という元子供部屋おじさん視点では)大して難しくない行動であることが伝わったら幸い。

自炊しない

少し前述したが、自炊しない は最もオススメしたいレベルで重要な行動だ。

自炊は思っている以上に辛い。買い物・調理・後片付け・食材保存・生ゴミ処理といった雑務が発生し、仮に三食自炊をしようものなら 1 日 1~2 時間くらいは費やされてしまう。そもそもこれは「自炊に慣れた人」の水準であり、子供部屋おじさんのような不器用なおじさんはその水準にすら至れない。

やってみても良いが、あっさりクリアできそうにない人は、思い切ってやめた方が良い。彼女いない歴=年齢=アラサーが、彼女をゲットしようと頑張るようなものだ。

では、自炊せずにどうやって食べるのかというと、中食と外食である。詳しくは以下カテゴリを。

生活全般-衣食住-食 カテゴリーの記事一覧 - ガラパゴスタ

おしゃれは捨てる

これも少し前述したが、 おしゃれは捨てることができる。

(ここは特に偏見が強いがご容赦ください)子供部屋おじさんは非モテだろうし、本気でモテるつもりもないだろうから、 そもそも中途半端におしゃれしても意味はない。譲れない趣味でもなければ、ばっさりやめてしまった方が時間も金も浮く。

僕が取り組んでいるのは以下。

  • 坊主頭にする
    • 1~2ヶ月に 1200 円カットで剃るだけだから楽
    • 洗うのも楽、掃除も楽
  • 服は着やすく地味なものを適当に 1~5 着
    • それ以外は捨てる(どうせ着ない)
    • 破れる、ブカブカなる等があればたまに買い足す(古いのは捨てる)
  • 冬用の上着は、夏の間はいったん捨てる
    • はんてんやガウンやセーターなど
    • 冬が近づいたらまた買えばいい(2000円以下の安物だし)

コンテンツ消費系の娯楽は電子化する

紙の本(小説・マンガ・ラノベ)は場所を取るし、ほこりも被るし、ととにかく邪魔 だ。

対処方法としては三つほどあるだろうか。

  • 1: インターネットで楽しめる娯楽にシフトする
  • 2: 電子書籍に読む
  • 3: 一度読んだものは売る

僕の場合、2 の電子書籍はまだ手を出していない。紙が好きなので、3 の「一度読んだら売る」を心がけている。近くにブックオフがあるので、読んだ本は玄関前に積んでおき、たまったらスーツケースに詰めて売る。売値はたかが知れているので、縛って捨てられる人はそうしてもいい(僕は不器用で縛るのが苦手なので売りに行く)。

1 のインターネットについては、一朝一夕にはいかないので、少しずつ取り組みたい。無料で読めるコンテンツでも良いが、えてして表面的で刺激的でつまらないので、有料(見放題系のサービスとか)にも積極的に手を出してみると良い。

もちろん、いずれにしても経済的負担が高いことに変わりはないので、そもそもハマりすぎないよう自重が必要 ではある。

自動車が無くても済む場所に住む

利便性の高い(=交通機関だけで生活が完結する程度の)場所でない場合、自動車という金食い虫 を抱えることになる。駐輪場も考えれば、月数万円の違いにはなるか。

よほど手放せない理由や事情がない限りは、自動車が無くても済む場所に住むのはマストだろう。

一週間に一度以上使わない日用品ものは捨てる

一週間に一度も使わないような日用品は、ほとんど使わないことが多い。

例:

  • 文房具全般
  • 薬や救急セット類
  • 掃除用品全般
  • ……

こういったものは最低限使うものを 1~2 セットだけ残しておいて、あとは 必要になったらその時買えばいい。つまり 家に溜めておかずに思い切って捨ててしまう。そうすると持ち物がごっそり減る。

併せておすすめしたいのが 買い物する頻度と時間帯の固定化。僕は毎週土曜日、朝10時にしている。スーパーの開店直後であり、人も少ないので快適だ。一人暮らしだから週一の補充でも十分回せる。

最初は利便性の高い家に住む

僕は手取り 17~18 万だが、家賃 9 万の都内のマンションに住んでいる。家賃補助で半額出ていても赤字なのだが、おかげで あまり苦労せずに生活を試行錯誤できている

具体的には以下のとおり。

  • 通勤時間が 30 分以内なので、平日でも日常生活に取り組める余裕がある
  • 便利な設備
    • 24 H ゴミ出し可
    • モニター付インターホン(うざい訪問販売を居留守で撃退)
    • オール電化
    • 宅配ボックス
  • 管理会社が丁寧で、会社も近くにあり、問い合わせや相談がしやすい
  • 商店街エリアが近いので、飲食や買い物には困らない
  • すぐそばにスーパー、ドラッグストア、ホームセンター、コンビニ、ブックオフがあり買い物に困らない

一方、僕の同僚らは、社内で定番とされている「会社の近く」に住んでいる。家賃は安いが不便な場所であり、一人暮らし経験の無い元子供部屋おじさんには苦しい。あるいは家賃の安い郊外に住む人もいるが、通勤は満員電車 + 1 時間以上でこれはこれでキツイ。

はじめての一人暮らしは苦労するのだから、まずは多少無理をしてでも利便性の高い家に住む のが良いと僕は考える。

……しかし、そろそろ引っ越しするなり収入増やすなり考えないといけないなぁ。

保険は買わない

滅多に起こらないことはそう起こらないので、備えるだけ無駄だ。

よほど病弱なり事故体質なりでお世話になっている人でもなければ、全部解約して構わない。それよりも以下のように そもそも予防する 方が安上がりだし確実だ。

  • 毎日健康的に過ごす
    • 睡眠時間 7~8 時間
    • 一日三食
    • 適度な運動
  • 怪我に繋がる趣味はしない
    • スポーツや乗り物系の一部など
  • 外を歩く時は周囲に気をくばる、特に「ながら」をしない
    • 都内の話だが、物理的に人が多い&よそ見や危ない自転車も多い
    • 自分自身気をつけないと事故をもらいかねない
  • 貴重品は失わないようにする
    • 財布や鍵は必ずチェーンでズボンと繋ぐ
    • 短時間の席外しでもリュックやバッグを放置しない

掃除機は要らない

掃除機は場所を取る上にうるさいし、フィルター清掃なども面倒だ。

ほこりはクイックルワイパーで定期的になぞれば予防できる。

床はほうきとちりとりで足りるし、たまにウェットティッシュや雑巾で拭き掃除で良い。

ベッドは置かない

ベッドは場所を取る、ほこりも溜まる、掃除しづらいと三拍子揃ったモンスター。

よほどこだわりや愛着を持っている人でもなければ要らない。マットレス + 掛け布団で事足りる。これなら日中は畳めるから部屋も広くなり気持ちいい。掃除もしやすい。

どうしてもベッドを捨てられない人もいるかもしれない。これは持論だが ベッド無しの生活をおくれるかどうか は一つの目安だと思う。このレベルの行動ができないと、ミニマリズムはたぶん無理。

マットは要らない

キッチンマット、玄関マット、トイレマットなどは要らない。あっても掃除に邪魔なだけだし雑菌の温床になる。

バスタオルは要らない

バスタオルは保管にも場所を取るし、洗濯も面倒くさい。

実は大人でもハンドタオル一枚で足りる。ただし髪の長い人や毛の多い人はわからん。

洗濯はドラム式かコインランドリーを使う

洗濯も手間がかかる家事の一つ。普通に行くと洗濯機 + 物干し竿や洗濯ハサミでつるして乾かす、だろうが、これは手間も(吊るす)場所も大きくてしんどい。

そこでこうする。

  • 1: 数日に一度、週に一度くらいでコインランドリーを使う
  • 2: ドラム式洗濯乾燥機を使う

1 のコインランドリーは洗濯機要らずで楽だが、近くに店がないと厳しい。あと休日早朝を狙わないと待ちが発生して面倒くさいのと、長期的には金がかかる。

2 のドラム式洗濯乾燥機は、初回購入は 15 万くらいするが、一度買えば乾燥までワンタッチで行えるので圧倒的に楽だ。完了後のフィルタ-掃除こそあるものの、数分以内で終わる。

詳しくは以下も参考に。

おわりに

以上、元子供部屋おじさんの僕が一人暮らしをしてミニマリズムを始めるまでの過程や背景をまとめてみた。

僕は今では一人暮らしを始めて良かったと思っている。だいぶ苦労したので、この記事を過去の僕に送りたいところではあるが(苦笑)。

本記事はあくまで僕の価値観ベースなので、人によっては参考にならないかもしれない。それでも誰かの役に立てば幸いだ。